Excel(エクセル)で文字化けをする際にExcelでも開けるように文字コードを変換する方法の覚書です。
普段は文字コードの指定ができるエディタで開き最適な文字コード(UTF-8からShift_JIS)にファイルを直してからExcelで開くという流れをしていましがた、エディタのないお客様もいるので「エクセル内で解決する方法」を探したところデータのインポートでうまくいけそうだったので紹介します。
Google AnalyticsでダウンロードできるCSV形式のファイルで試す

当ブログはアクセス解析にGoogle Analyticsを使用しており、GoogleAnalyticsもCSV形式でダウンロードすることができるので、今回はそれをサンプルにしてみます。
今回はページとスクリーン:ページタイトルとスクリーンクラスから、2025年2月のアクセス上位結果をダウンロードしてみます。「スクリーン:ページタイトルとスクリーンクラス」のページを開き、解析日付の下にあるアイコンの中から「このレポートの共有」ボタンをクリックします。その中に「ファイルをダウンロード」というボタンがあるので、クリックすると「CSV形式でダウンロード」があるので、クリックします。ダウンロードが開始され、パソコン内にCSVファイルがダウンロードされました。
Excelでダウンロードファイルを開くと文字化けする

Google AnalyticsのCSV形式のファイルはUTF-8で作成されているため、Excelで開こうとすると文字化けします。ExcelはShift_JISで開こうとするからです。ここでExcelがファイルにあわせて自動的に最適な文字コードで開いてくれたら何も問題はないんですけど、ExcelはShift_JISで開こうとする(2回目)。
仕方ないので人間側が折れるしかありませんね。
テキストまたはCSVから

Excel上部の「データ」タブの中に「テキストまたはCSVから」というボタンがあります。お使いのエクセルによってはある場所や見え方は違うかもしれません。サンプル画像では「ホーム」タブの下にあります。これをクリックします。

データの取り込みを参照する画面になります。今回文字コードを変えたいファイルを選択して、「インポート」ボタンをクリックします。

読み込み時のイメージが出てきます。文字コードも最適になっているのを確認して、「読み込み」ボタンをクリックします。

新しいシートとして、Shift_JISで読みこまれたファイルが追加されました。

今までのシンプルな形式のデータは別シートとして残っています。
名前をつけて保存

あとは新しいファイルとして名前を付けて保存して終わります。