X(twitter、以下X表記のみ)がいろいろ変わりそうなので、この機会にツイッター → てがろぐ変換ツールをためしてみたいと思い、その記録です。
Xのデータアーカイブ取得方法
「設定とプライバシー」-「アカウント」-「データのアーカイブをダウンロード」の順でクリック。
アカウント情報を閲覧する際にパスワードを聞かれるので入力し、本人確認が必要なので登録しているメールアドレス宛にコードが飛びます。それを確認してデータのアーカイブダウンロードのためにまず申請をします。
ツイ廃だったのでログも多くダウンロード準備が完了するまでに1日かかったので、多い人は余裕をもって申請するのが良さそう。逆に少なかったら早く終わる。
アーカイブをダウンロードの準備ができた状態。「アーカイブをダウンロード」ボタンをクリック。
取得したアーカイブデータの中から使うもの
- tweets.js
(「tweets.js」ではなく「tweet.js」しかない / 「tweets-part数字.js」がある場合の対処方法はツイッター → てがろぐ変換ツールのよくある質問に書いてあります) - tweets_mediaディレクトリ
ポストしたメディアデータが全部入っています。リポスト(※リツイート)した方のメディアデータも入っているので、頑張って削除する必要がある
てがろぐの準備
てがろぐを設置します。新しく設置したてがろぐにXのログを取り込むものとして以下続けます。
てがろぐの設置方法は今回は省略。公式のセットアップ方法をご確認ください。
てがろぐの設定
てがろぐのユーザIDが必要になるので、確認しておいてください。管理画面に入ると(ユーザID「〇〇」でログイン中)と表示されるのでわかりやすい。
ログ変換
ツイッター → てがろぐ変換サイトのログ変換手順の作業を行います。
ユーザーID:てがろぐのユーザー名を入力
開始記事No.:今回はあたらしいてがろぐにインポートするのでそのまま
識別用ハッシュタグ:いる場合のみ入力。Xのポストと他の記事をハッシュタグでわけたいときなどに使う(使う場合は#から入力すること)
tweets.js:ダウンロードしたデータの中から探す
「変換する」ボタンをクリック。
twitega.xmlというファイルができあがりました。
変換したログをてがろぐで使う
新規にてがろぐを設置した場合はダウンロードされた「twitega.xml」を「tegalog.xml」としてファイル名を変更(リネーム)し、「tegalog.cgi」と同階層に置く。
てがろぐの管理画面にある「投稿を再カウント」をクリック。
「すべてを再カウント」をクリック。
Xに上げていた画像のアップロード
ツイッターで使っていた画像をアップロードを参考に画像をアップロードする。
てがろぐ管理画面の「設定」をクリック。
「システム設定」→「画像投稿機能」をクリックし、「元のファイル名をできるだけ維持する」にチェックを入れて、ページ最下部の「設定を保存する」ボタンをクリック。
「画像の管理」をクリック。
「一覧外」にチェックを入れて、「tweets_media」フォルダの中身をアップロードする。
複数選択して画像アップロードもできるんですけど、耐えられるかどうかはお使いのサーバーによると思うので、何回かにわけるのが良さそうです。
あとはRT内に含まれる画像を削除していけばおしまい!
好きなところ
- リツイート(リポスト)は変換後のログに含まれないところ
- てがろぐ記法などを使ってすぐに変換できちゃうところ
ポストにかんしてはかなり柔軟に移行できるのがストレスなくていいなと思います!!やったー!
データオタクなので、自分用のtwilogがずっとほしかったので助かります。
特定の人だけ見れてたツイートとかあったじゃないですか、ああいうのも公開されちゃうのでちょっと整理が大変なんだけど、これはもうtweets.jsで吐き出される時点で区別できないから仕方ない。これとリポストしたメディアの整理さえできればもうほぼ勝ちだなって感じです!
今後期待したいこと
リプライはマシュマロ返信とか、スレッド形式にしてたものもあるので、無くなると「???」みたいになることがあり…。別ツイートになってもいいから変換するときに選択できたらさらに嬉しい~~!!
Xのポスト一括削除
今回の変換ツールとは別サービスだけど、変換したあとにXのポストももう整理したいなーと思い、でもAPI制限の件があってから難しくなったのでは…と思っていたのですが、一括ツイ消しツールを使用したらぬるぬる消えたので、同じように困ってる方へのご紹介と自分のブックマーク代わりに残しておきます。